小ネタ

中国でタバコを勧めてくる習慣の意味は?そもそもタバコはなぜ吸うのか?

いらっしゃいませ。
HEMULEです。

中国では、出先や人が集う場でタバコを相手に勧める習慣があります。
断っても、次々とタバコが飛んできます。
しかも皆が吸うタイミングで他の人にも勧めるので、
吸い終わってもすぐに次のタバコが飛んできます。

肺を休める暇がありません。笑

このタバコを薦める(当然非喫煙者には薦めません)習慣には
どの様な背景があるのでしょうか。

そもそも身体に悪いといわれているタバコですが、それでも吸うこの『タバコ』には
どの様な歴史があるのでしょうか。

簡単にご紹介していきます。

中国大衆の場で他人にタバコを勧める理由

これにはこんな背景があります。
その昔、中国においてタバコは高価で一般の人が簡単に皆が買う事はできませんでした。

皆が集まるお酒の席などでタバコを吸う時にタバコを持っていない仲間にタバコをあげず
自分だけが吸うなんて事をすれば

『こいつはケチだ』と思われるかもしれない。

そんな事を思われるのは、プライドが許さないので皆に配るという事が始まり
今でもその習慣が残っている様です。

確かに、中国の方は日本に比べるとプライドが高いです。
例えば、日本では手土産を渡す時に
『これつまらない物ですが、よかったらどうぞ』と言って渡しますよね。

これ中国の場合はNGなんです。

『どうして、こいつはつまらない物を私に渡すんだ。馬鹿にしているのか!』
ってなるんです。
なので、中国の場合は、
『これ、日本で人気のある○○なのでどうぞ』と言って渡す様にしましょう。

中国では相手のプライドを汚す行為は御法度です。

さて、中国でタバコを勧める理由も分かったところで、そもそもなぜ身体に悪いとされているタバコをヒトは吸うのか?という疑問が残っています。
こちらに関しても説明していきましょう。

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『タバコ』とは。

たばこ(煙草)は、ナス科タバコ属の栽培種の葉を嗜好品(しこうひん)
に加工した製品である。

嗜好品:栄養を取るためでないが、好きで、食べたり飲んだりするもの。

たばこの種類

  • 紙巻きたばこ
  • 噛みたばこ
  • 嗅ぎたばこ
  • 刻みたばこ
  • 加熱式たばこ
  • 電子たばこ
紙巻きたばこ

刻んだタバコ葉を紙で巻いてある使い捨てのたばこ製品のことである。
火さえあればたばこ単体でそのまま喫煙できる。
日本では『たばこ』と言えば、この紙巻きたばこを指す事がほとんどである。

噛みたばこ

直接タバコの葉を含む混合物を噛むことにより風味を楽しむものである。
タバコの葉と石灰などを共に口に含み使用し、唾液は飲み込まず排出する。
インドや東南アジアなどが主要な産地である。
米国メジャー・リーグの選手に噛みたばこ愛用者が多く、
試合中ヤニを吐く光景がよく見られる。

嗅ぎたばこ

嗅ぎたばことは、着火せずに香りを楽しむたばこである。
タバコの粉末を鼻孔の粘膜などから摂取する。
嗅ぎたばこおよびそれを摂取する行為は「スナッフ」と呼ばれる。

刻みたばこ

刻みたばこは紙で巻いたり、パイプや煙管といった器具に詰めて使用する。
刻みたばこを紙にまいて商品化したものが紙巻きたばこである。

加熱式たばこ

加熱タバコ製品はタバコを燃焼させずに加熱するものである。
タバコ葉を加熱し、ニコチンを含むエアゾルを生成する

電子たばこ

電子たばことは、乾燥葉や液体をマイクロプロセッサで制御された電熱線の発熱により
霧状化して吸引する喫煙具である。

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タバコの歴史

タバコの起源

タバコは始め主に宗教的な行事に用いられていた。
これは1500年前のマヤ文明の史跡から喫煙の痕跡が発見されている。
中央アメリカのマヤ族では神への供物としてたばこが使われており、
僧が乾燥した野性のたばこの葉を火であぶり、その煙を吸っていたと言われている。

これが次第に一般の人々にも広まり、さらに他の中南米の地域にも広がっていった。
そして喫煙方法も民族の風習の違い等によってたばこを竹や動物の骨を利用して吸ったり、葉を巻いて吸ったりと変化していった。(パイプ喫煙や葉巻の起源)
現在でも北米のインディアンでは儀式のためにタバコが使用されている。
たばこのパッケージにも使用されています。

そして、このたばこを世界中に広めたのがコロンブスであるとも言われている。
1492年コロンブスは西インド諸島に上陸し、その際に原住民に友好の証として
贈り物をした。
お返しとして原住民からその地ならではの食物や果物、そしてタバコの葉が贈られた。
その様子を初めて見たコロンブスはタバコに興味を持ち、そして彼が世界中を
旅していく中でタバコはどんどん世界中に広まっていったといわれている。

日本では慶長年間(1596年~1615年)の間にタバコが伝来したとされている。
そしてタバコと最初に出会った人物が徳川家康であるといわれている。

タバコはどんどん庶民に広がっていきタバコを栽培することで生計を立てていく者も
現れだした。
そうして江戸時代のうちからたばこ屋が現れ、全国的に嗜好品としてタバコは親しまれるようになった。

そして時代は流れ現代に入りたばこは電子タバコや加熱タバコといったデジタルとの融合にまで発展しました。

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『タバコ』の健康への害

これは今さら説明しなくても、皆さんご存知だと思います。
喫煙は健康への害があります。

  • 慢性肺疾患(肺気腫・気管支拡張症)
  • 胃・十二指腸潰瘍

そして、喫煙者が忘れていはいけない一番理解しておかないといけない事それは
『受動喫煙』による害です。
タバコの煙には、喫煙により直接吸い込まれる主流煙と、
火のついた部分から立ちのぼる副流煙とに分けられます。
そのうち有害物質は、副流煙の方に2~4倍以上多く含まれています。

つまり、喫煙者の周囲にいる人は、喫煙者と一緒にいるだけでタバコを吸っているのと同じことになってしまうわけです。
いえ、副流煙を吸っているわけですから健康被害は受動喫煙者の方が高いわけです。
それが、まだ身体が作られていない赤ちゃんや子供だった場合、健康被害リスクは
非常に高まります。

近年では副流煙が発生しないと謳われている加熱たばこなどもありますが
絶対に害がないとまだ立証されていません
加熱たばこだから、人がいても吸っても大丈夫と考えている愛煙家の方は
その姿勢に問題があると思います。
加熱たばこでも、吸ってない人からすると相当臭いですし不愉快です。
ましてや、どんな害があるかまだ立証されていない物を近くで吸われるなんて怖すぎます。

喫煙はモラルがあからさまに出る行為でもあります。
喫煙者の方は今一度自分の喫煙に問題がないか考えてみましょう。

では、健康に害があるタバコを吸う理由は何なのか。
それは、個人差はあると思いますが下記になります。

ニコチンには依存性があるからです。

吸い始めたきっかけは人それぞれですが、いつの間にか喫煙が習慣化し
依存症に陥ってしまうのです。

各国の『タバコ』の値段

では、なぜそんなに身体にとっても周りにとっても良くない『タバコ』が日本では
どこでも買えて、普通に吸えるのでしょうか。
なぜ国が禁止しないのでしょうか。

ひとつには『たばこ税』が考えられます。

タバコの62.6%が税金なのです。
日本で最も税負担率が高い商品となっています。

常に年間2兆円の納税額があります。
貴重な財源です。
健康志向で喫煙者が減少していっているにも関わらず、
納税額が常に2兆円をキープできているのは毎年の増税にあります。
人が離れれば増税し補う。
たばこには依存性がある事を先ほどの章でお伝えしました。
増税されようが、なかなかやめれないのが『タバコ』です。
そこをうまく突かれている感が否めないです。

つまりこの2兆円は貴重な財源ですので、国としても中々手放す訳にもいかないのです。
禁止しない背景にはこのような事があるのではないかと感じています。

では、各国のたばこの値段はどれくらいなのか紹介します。

2018年マールボロの値段

オーストラリア 2,296円
ニュージーランド 2,020円
イギリス 1,402円
カナダ 1,151円
フランス 949円
ドイツ 814円
中国 500円
アメリカ合衆国 748円
スペイン 678円
日本 520円

世界に比べると日本はまだまだ税金の金額は安い事が分かります。
今後も更なる増税が行われていきそうですね。
2018年現時点で2020年10月、2021年10月に1本あたり1円ずつ引き上げられる事が
決定しています。

まとめ

まとめ

・中国でタバコを勧める習慣はプライドからきている
・タバコは始め主に宗教的な行事に用いられていた。

・1500年前のマヤ文明の史跡から喫煙の痕跡が発見されている。
・喫煙は健康に害をもたらす。
・副流煙の方に2~4倍以上多く毒素が含まれている。
・『タバコ』には依存性がある。
・『タバコ』価格の60%以上が税金である。
・喫煙はマナーとモラルをもって。
・健康に気を付けましょう。

いかがでしたか。
以上が『中国でタバコを進める習慣の意味は?そもそもタバコはなぜ吸うのか?』でした。

記事の中で『タバコ』が悪と書かれていると捉えた方もいるかもしれませんが
そういった想いで記事にしていません。
喫煙者は『タバコ』を知ることが大事という想いで記事を書いています。
私も根っからの『愛煙家』です。

喫煙者には肩身の狭い世の中になりましたが、タバコを知れば当然の事だと思います。
マナーを守り喫煙していきましょう。
もちろん、健康も大事ですよ!

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ABOUT ME
hemule
中国で生活している私から中国に関するあれこれ紹介。 旅行、食事、商品、文化など最新情報をお届けします。 質問も気軽にどうぞ!

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