どうも、HEMULEです。
PM2.5が中国で発生し、それが日本にも流れている事は皆さんご存知だと思います。
中国=PM2.5、白い、というイメージがあると思いますが
2018年においては、とても綺麗な青空が見える毎日でした。

しかし、突如として2018年11月に1週間程PM2.5が全国的に急発生し、
警戒レベル6段階中、5までいくといった事態になりました。
ほんと、視界の先が見えないレベルです。

これはやばい!!さすがにマスクなど対策をとらないといけないと思いました。
ガスマスクを装着して出勤している西洋人の姿も見かけました。
このPM2.5は日本にも流れて行きます。
そこで、今回はPM2.5に関して対策などをご紹介していきます。
PM2.5とは。
そもそも、PM2.5とは何なのか。
PMは「Particulate Mater(粒子状物質)」の頭文字をとった言葉です。
工場、車、船、航空機などから排出される大気汚染の原因となる微小粒子状物質です。
特に暖かくなる春は濃度が濃くなり、発生しやすいです。
出典(熊本市ホームページ)
大きさは髪の毛の太さの1/30程度の微小粒子状物質です。
特に暖かくなる春は濃度が濃くなり、発生しやすいです。
粒径は2.5マイクロメートル。※1マイクロメートル=1mmの1000分の1

人体への影響
人体への影響としては、
肺の奥まで入り込み、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患や
循環器系疾患などのリスクを上昇させる傾向があります。
また呼吸器系や循環器系の病気の人や、お年寄りや子どもなどは影響を受けやすく
注意が必要です。
具体的な症状としては
①鼻水や目のかゆみなどのアレルギー
目や鼻の粘膜にPM2.5に含まれるディーゼル粒子などの有害物質が付着し、
炎症が起きます。花粉などのアレルゲン物質も入り込むと、その症状は悪化します。
②気管支炎やぜんそくなどの呼吸器系疾患
PM2.5は肺や気管支に付着しやすく、公害病と同じくディーゼル粒子を含むため
炎症を起こし、気道が狭窄することで気管支炎やぜんそくの悪化につながります。
③心筋梗塞など
肺胞に入り込んだPM2.5が血流に乗り、他の臓器に到達してしまう可能性がある。
PM2.5に含まれる有害物質には血の凝固を促す働きがあり、
心筋梗塞などの心疾患の発症も危惧される。
④皮膚疾患
PM2.5は粒子が小さい為、ちゃんと洗い流さないと皮膚に沈着してしまい、
毛穴に炎症を起こします。結果、じんましんや肌荒れの原因になります。
⑤肺がん
PM2.5の主成分の1つである硫酸塩などが化学反応を起こし、
アスベストと同じ最高レベルの発がん性物質に変化。
それを吸い込むと、肺が炎症を起こし、肺がん発症のリスクが高まります。
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vPM2.5の環境基準
環境基準とは環境基本法に基づき、
「人の健康を保護し、生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準」
として定められたものであり、
超過した場合に人の健康に影響が生じる基準として定められたものではありません。
環境基準値
1年平均値が15マイクログラム/立方メートル以下であり、
1日平均値が35マイクログラム/立方メートル以下であること 。
◆1マイクログラム=100万分の1グラム
◆1マイクログラム/立方メートル ≒1メートル四方の空間にほこりが一つ漂っている程度
つまり、35以上となると、警戒しておく必要があります。
出典:環境省
因みに最高値としては
中国:2016年に860μg/㎥
日本:2002年に240μg/㎥
を記録しているようです。
因みに記事冒頭の写真は私が撮影したもので
300μg/㎥程でしたので、860となるともはやイメージがつきません。
対策
外出時マスク着用
出来るだけ、基準値を越える日は外出は避けましょう。
といっても、仕事もありますので現実的には無理ですよね。
そんな時は、マスクを着用しましょう。
マスクといっても、PM2.5は花粉より小さな粒子となるので、PM2.5対応のマスクを
着用しましょう。
窓を開けない
できるだけ窓を開けず外気が部屋に入らないようにしましょう。
といっても、粒子が非常に小さいので完全に防ぐ事は不可能です。
PM2.5対応空気清浄機などで対応しましょう。
こちらの加湿空気清浄機は、PM2.5の粒子を感知し濃度の表示などの
機能があります。
洗濯物を外に干さない
洗濯物を外に干してしまうと、衣服に付着し、部屋の中に粒子を持ちこんでしまいます。
PM2.5の濃度が高い時は、室内干しにしましょう。
室内干しの生乾きの嫌な臭い対策として、乾燥器などで対応しましょう。
PM2.5予報を確認する
天気予報などにも、PM2.5予報が載っています。
事前に確認し、備えましょう。
以上、『日本よ、PM2.5襲来に備えよ!!PM2.5対策。』でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
では、これにて。
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